前々から、話は出ていましたがGoogleの評価に「スピード」が加わったようですね。

Googleのサイト評価軸に「スピード」が加わる

前にウェブページの表示速度に関して、「Googleは、0.5秒遅くなると、検索数が20%減少する」「Amazonは、0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少する」という記事を読んだことがあります。

多くの反応として「GoogleやAmazon規模ならそうかもしれないけど、うちレベルでは関係ないよ」というのが正直大多数を占めるのかなぁ。
しかしながら、検索順位に関わるとなると話は変わってくると思います。

とは言っても、評価基準のウエイトとしては、コンテンツ重視ですので、本件に関して過敏になる必要はないと思います。

個人的には、評価に「スピード」が加わることは良いことと考えています。

それは何故か?

優秀なプログラマーは、無駄のないコードを書きます。
とりあえず、動いているプログラムとの差は歴然ですし、価値はあるのですが、正直、クライアントには伝わりづらい部分でもあります(完成品を並べて比べられないのから)。

処理速度の速いWebアプリ(本当は、アプリとサーバの組み合わせによる総合的なパフォーマンスですが、同一スペックのハードウェアにおいても明確な差が出るので)は、Googleの評価点になると言うことは、クライアントに対して解りやすい「価値」を提示しやすくなるためです。

「動けばいいから、効率よく動くものへ」

クライアントの規模が違えども、業界全体として品質が向上していくことは喜ばしいことと思います。

Googleが判断しているパフォーマンス状況を知りたい場合は、
Google ウェブマスターツール内の「Labs > サイトのパフォーマンス」でる見ることが出来ます。