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BtoBサイト制作事例のご紹介です。
先週の金曜日にサーバの移転を含め、当社お客様である「インフリッヂ工業株式会社様」のWebサイト日本語版リニューアルしました。

創業当時ぐらいからお付き合いのある会社様で15年間で3回目、前回が2006年ですから7年ぶりのリニューアルです。

当社、BtoBのお客様が多くてリニューアルサイクルもインフリッヂ工業様に限らず長いです。
定期的な更新はございますが、デザインをリニューアルする必要性がBtoBの場合、費用対効果面からも少ないというのも事実です。
特にBtoBの場合は、流行廃りが影響しやすいカラーリングなど使わずにベーシックなデザインになることが多いです。このため長くご愛顧頂けてしまうという問題点もございます(これは当社的な事情)。

インフリッヂ工業様について簡単にご説明をいたします。
神奈川県横浜市で製品の製造過程で使用する加熱源を開発、販売する会社様です。
具体的に言うと基板のハンダ付けなどを熱風などにより行うエアヒーターやハロゲンランプなどによる高熱加熱などです。

15年前からのお付き合いと申しましたが、この時分からWebサイトを制作するというのは、会社の規模から考えてもかなり先見の明がある会社様です。
しかも、新規顧客を獲得する目的でという点でもです。
お客様の目的意識もハッキリしている上に制作に関してもご協力頂ける面が多いお客様です。
このおかげで、ヒット数も伸び、毎月コンスタントにお問い合わせがあるなどWebサイト活用しているお客様です。
Webサイトによりコネクションがないと取引の出来なかった企業様や大学様との新規取引や海外取引などの獲得が出来たそうです。

今回のリニューアルですがSEOを含め、今までの経緯からコンテンツの拡充と全体のブラッシュアップ。さらに今後5年間で増えるであろうタブレット端末への対応を主目的と定めました。
 
技術的な違いで言えば、前回のリニューアルはXHTM化で今回はHTML5での制作です。

ここで疑問に思うかも知れません、スマートフォンではなくてタブレット端末なの?と。

スマートフォン+タブレット合わせてお客様のサイトでもアクセス数の対前年比2倍の状況です。
今後もこの傾向は増えることは予想できます。

しかしながらBtoBにおいて、
1. スマートフォンで検索、問い合わせまでつながる数が見込めるのか?
2. スマートフォンにて効果を出すには、スマートフォン専用サイトの構築及び更新作業が必要だが対費用効果があがるのか?
3. ターゲット層を想像してみた場合、打ち合わせの現場においてタブレット活用は想像出来るけど、スマートフォンを使うというのも想像出来ない。
などがございました。
これらの考えから今回スマートフォン専用サイトや更新コストが高くなるレスポンシブWebデザインなどの導入は見送りました。

そこでランニングコスト高にならず、UIを工夫してタブレットでの操作がしやすいWebサイトデザインにすることになりました。

打ち合わせ開始から3ヵ月。
7月19日金曜日に公開となりました。

このデザインでさらにお客様の売上に貢献できることを切に願います。 

「このWebサイトであと5年は戦える!」ってどこかで聞いたセリフですが、制作会社社長としては、3年で変えて欲しいというのが本音ですけどね。

最後にこの会社のWebサイトは、例えBtoB製品でもプロのカメラマンが製品をキッチリ撮影すると本当に格好良く見える見本とも言えます。
いつもお世話になっているカメラマンに感謝です。